言わなければよかったのに日記 深沢七郎

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)

考え事をする時には布団をひっかぶって、という深沢七郎が私は大好きだ。
この人が泣きながら笑って生きたような感じに、私も近づきたいと思う。
でもそれは大変なことだなぁー。
泣きながら笑うのは、鋭敏でありながら、身にまつわりついたもろもろのものを吹き飛ばす力も持っているということ、だと思う。
私にはどっちも無理っぽいなあー。