■お神輿体験は強烈だった!
背の高いの担ぎ手に囲まれていると肩の位置があわないのだけど、それでも神輿に頭をぴったりくっつけて上下していると、ガクガクフワフワして、トリップ。
肩に神輿がのる時は、痛みは確かにあるのだが、それを上回る気持ちよさに陶然となる。
翌日は肩が真っ赤に、痣が花のようになっていた。


■お掃除風水術に続いて『3日で運がよくなる「そうじ力」』という本を読む。
風水とかは置いておいて、まあとにかく掃除だ、というシンプルな主張。しかしここでも重要なのはトイレと玄関の掃除だそうである。


■そういうわけで、久しぶりの連休は掃除にあてる。
押し入れの中にしまいこんでいたものを取り出して、捨てたり、きれいに手入れしたりしてみると、やはり気持ちがすっきりしてくる。雑誌や、不要の本なども思いきって捨てる。
使わないものにも何かしらの思い出があって、それで捨てられずにとっておいたのだが、ものに縛られて身動きがとれないということもやっぱりあって、捨てることにした。ものを捨てたからといって、思い出まで消えるわけじゃない、と自分に言い聞かせながら。


■久しぶりにあう人と久しぶりに飲む。
ビールから始まって、途中日本酒に寄り道して、またビールに戻って、最後は焼酎のボトルを入れた。
酒を飲むのが好き、という以上のつながりなんかないような気がする相手。
とくに喋ったりすることもなくて、世間話と、おつまみをどれにするか相談する程度。お喋りは全部酒に溶かして飲んでしまうようなこの飲みかたが、ときどき無性になつかしい。

■店にはお客さまの忘れ物がいろいろとってある。傘、手袋、帽子、老眼鏡などが多い。
先日の一風変わった忘れ物は、なんと、靴底(!)。テーブルの下にぺろりと一枚、落ちていたのだ。


■残暑厳しい中、編み物をはじめたくなってしまった私は、汗をかきかき、手袋などを編んでいる。
昨年買って編まずにいた、安物の毛糸でミトンを編む。安物だけに、編み上がりはゴワゴワして厚ぼったい感じになってしまう。編み物でも縫い物でも、素材がやっぱりだいじ。ミトンははじめ、祖母にあげようと思って編んだのだが、つけ心地がよくないだろうと思い、自分用にすることにした。祖母にはもっといい毛糸で編んであげたい。


■お祭りシーズン。私は今年、お神輿を担ぐことになった。

■コーヒーのたてかたは、練習の甲斐あって少しうまくなったので、ちょっとだけ得意になっていたら、肝心の味のほうは「最初よりマシになった」というレベルだそうだ。そうか…。まだまだ練習が必要だ。


■『おそうじ風水術』にハマりちゅう。風水のルール云々というよりはむしろ、とにかく掃除すればOKというシンプルな主張。風水の基本は掃除なんだそうである。とにかく掃除。とくにトイレと玄関はきれいにしておかないといけないそうだ。
これを読んだらがぜんやる気が出てきて、私は今、すごく掃除している。
昨日テレビで、松居一代が「掃除をすれば運気が上がる、と、子供のころから教えられて育った」というようなことを言っていた。彼女は人生のピンチを掃除で乗り切り、夫の船越英一郎のヘルニアも掃除で治したそうである。松居さんは風水のことは言ってなかったけれど、はなしの中身はおそうじ風水術の内容とぴったり合っている。
おそるべし、おそうじ風水術。


■久々に髪の毛をきる。
頭が軽くなっていい気分だけど、見た目には前よりもっさりした感じになった。髪の毛をきると重みがなくなって、髪が浮くので、そういうふうになるらしい。


■体調管理のため食事日記をつけはじめる。書き出してみるとけっこう食べている。お土産もののせんべい、(ついうっかり夜中に)アイスクリーム、などなど。
来月初旬の血液検査の日まで、極力アルコールはとらないことにする。
サラサラ血になるには、何を食べれば良いんだっけ?みのさん!


■もう編み物がしたくなってきた。


■このところパソコンにさわる回数が激減。そしてわかったことは「パソコンがなくてもそんなに不自由しない」ということ。まあ、たまには必要になるんだけど…。

■今日は休みの日。
休みだけど、コーヒーのたてかたの練習をする。
何度か店でやっているのに、なかなかコツがつかめなくて、いつも失敗している。
くやしいので練習。
でもやっぱりうまくいかない。むずかしい。

■前回日記を書いてから今日までの間に、法事、パーティー、送別会、いろんなことをした。
1年前のちょうど今ごろ、わたしは自分に<1年後>がやってくるのかどうかもわからなかった。来ないような気がしていた。
子供のころ祖母に聞いた、因幡の白ウサギの話を思いだしていた。
わたしはあの白ウサギになったんだ、とずっと思っていた。


■29日は朝日カルチャーセンターで内田樹さんと釈徹宗さんの漫才形式の講議「現代霊性論」。
内田さんのことを、スマートな編集者っぽい感じの人じゃないかな、と想像して行ったけれど、実際はお喋り好きの社長という印象だった。
釈さんは思ったよりずっと若くて、スーツを着ていなかったら、インドとかに行くのが好きなバックパッカーみたいな感じの方。
良いお話。
蛇口から言葉が出てくる話、しゃべれない(らない)大切さの話、時間のつながりの話。
今は亡くなった人の顔をケイタイのカメラで撮影する人もいるらしい。信じられない。
「香港の猫の祟りの話とその後日談」を聞けなかったのが残念。
内田さん、釈さんがお店の常連だったら良いのに。そしてカウンターでこんな話をしていたら良いのに。などと勝手なことを考えて(希望して)しまう。


■仕事に行く途中で、ふっと知っている、なつかしい匂いを嗅いで、立ち止まる。
この匂いを私は知っているぞ、と思って目をやったら、梅干しが干してあった。すっぱく、蒸れたような、あのシソの匂い。
婆ちゃんが竹のざるに一杯に広げて干していた。トタン屋根の上、庭の水場のコンクリの上。


武田百合子富士日記』はとうとう下巻まで全部読んだ。 
この本を読みはじめてからずっと、楽しかった。
あんまりさみしくなくなった。


ゴーヤチャンプルーをつくったら苦すぎてギブ!!
ゴーヤをとりのぞいて、豚肉ととうふと卵のいためもの、を食べる。
ゴーヤをまるまる一本使ったのが敗因らしい。


■何年か前に母が買ってくれた浴衣にそでを通す。
着て汚したりしたらもったいない、と思って、ずっと仕舞っていたのだけど、着ないともっともったいないのではないか、と思って。
おはしょりの始末がむずかしくて手間取る。
帯は貝の口という結び方に挑戦する。
けっこううまく着れた!これからは着物だな!

■休日。最近突然身についた早寝早起きの習慣により、今日も早起き。しとしと雨がふっていて、昨日よりも肌寒い。


■そうじなどをやって一息ついていると、二時間ドラマの再放送をやっている。横になってみているうちに、眠ってしまう。気がついたら夜。


■夜になってから買物に出る。家に赤コゴミの乾物があったので、それをつかってナムルにするつもりで、もやしとほうれん草を買ってくる。テレビのニュースを聞きながらもやしのヒゲをとる。最近、このもやしのヒゲをとる作業が好き。


■そういえば、少し前に、米を研いで炊かないまま丸一日放っておいたら、米からぶくぶくと泡が出て、すっぱい臭いがしていた。あれをあのままにしておくと、お酢とかどぶろくみたいな何かができるのだろうか。


■仕事中の出来事。
壮年の男性のお客さま「アイスティーのアイスってある?」
私「えっ…」
壮年の男性のお客さま「アイスティーの冷たいの」
私「アイスティーは…冷たい…(しどろもどろ)」
連れの女性のお客さま「あなた、アイスティーは冷たいわよ」
あんまりむしむしと暑いから、みんな頭がどうにかなってしまったんだなあ。きっと。


そういえば、前にこんなこともあったのだ。
サラリーマン風のお客さま「マンドリンください」
私「かしこまりました」
本当はマンドリンじゃなくてマンデリンなのだけど、言い間違いってだれにでもある。

■昼ごろ、雷雨になる。
雷の音が建物のなかまで聞こえていた。あまり雷を怖がるほうではないけれど、これだけ音が大きくて迫力があると、やっぱり少し怖い。
雷はなん箇所かに落ちたらしい。私は店にいなくて知らなかったが、店内、一瞬停電したらしい。他のビル、店も、一瞬停電したそうだ。
駅の近くで小さい女の子が、お母さんの後ろをついて歩きながら「こわいよう」といって泣きそうになっていた。頭を撫でてあげたくなる。


■足のむくみと疲労感がぬけない。
マッサージなどしてみるが、あまり効果がないみたいで、眠って起きてもまだ足のだるさが抜けない。
いつも足がじーんとしている感じ。
足のむくみをとるストレッチを教えてもらった。つま先をたててひざまずき、おしりでかかとに体重をかけるようにする。そうすると足の裏がぴんとのびて、そこに体重をかけるので、すごく効くらしい。やってみると、たしかに効きそうだけど、痛すぎる。


■最近夕方になると眠くなる。夕方、6時ぐらいでもう眠い。
仕事から帰ると倒れるように眠り込み、朝早く目がさめる。
一見、健康的なようだけれど、仕事に差し支えるほど早く眠くなるので、困っている。
人に会うのも大変になった。
このまえは、一緒にお酒を飲んでいる最中に眠りそうになった。
今日は夜から人と会う約束があり、あまり眠くなったら困るので、仕事のあとドトールで少し仮眠をとってから待ち合わせの場所に行った。
少し前までは眠れなくてずっと起きたりしていたのに、どうしたことだろう。


■いらつくこととありがたいことが、交互にやってくる。
ちくしょう!と思っている相手に、感謝するようなこともあるし、その逆もある。
誰かに、くそッ!と思ってむかむかしていると、きちんとした人のきちんとしたふるまいや言葉に出会って反省したりする。その逆もある。
こういうときにふっと、私も誰かをむかつかせたり、ちくしょうと思われながら生きているんだ、と思うと、ごはんがまずくなる。


■思うところがあって禁煙する。
今日で四日目。おもいのほかあっさりと成功している。
食事のあとにすることがなくて手持ちぶさた。
たばこを掴もうとして一瞬手をテーブルの上にあげて、いやいや、と手を引っ込める。テーブルの上にたばこはないのに、習慣でそうなる。