写真は『COMPOUNDS AND ELEMENTS』のジャケ。

部屋の掃除をしながら

『AUTOBAHN』Kraftwerk アウトバーンアーティスト: クラフトワーク出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 1998/05/27メディア: CD クリック: 23回この商品を含むブログ (51件) を見る『Richard D. James Album』Aphex TwinRichard D James Albu…

カント『実践理性批判』を読む

朝日カルチャーセンターでの二回目の講議に備えて、せっせと読む。 が、せっせと読んでるつもりのわりには、まったく進まない。 はじめのうちはあまりにわからないので、もうやめよう、ギブ、と本気でへこたれていた。へこたれてというか、ヘタレだった。 こ…

吾妻光良&ザ・スィンギング・バッパーズ ライブ!

5/7、吉祥寺音楽祭の大トリに吾妻光良&ザ・スィンギング・バッパーズが出演するとのことで、仕事帰り吉祥寺駅北口ロータリーに直行。 バッパーズが登場する頃には日中から降り続けていた雨は止み、会場は静かに高揚した雰囲気につつまれていて、わたしは缶…

イタリア映画祭開幕!

イタリア映画祭、本日から5/7まで有楽町マリオンで開催。 イタリア映画祭2006公式サイト→http://www.asahi.com/event/it06/ 本日さっそく、一日有楽町マリオンに入り浸って、イタリア映画を堪能してきた。 今日の上映は『心の中の獣』、『クオ・ヴァディス、…

文藝 2006年夏号 特集高橋源一郎

『整腸亭日乗』さんのエントリで、文藝の高橋源一郎特集の存在を知る。 →http://d.hatena.ne.jp/PreBuddha/20060428#p1 え!私、この前高橋源一郎さん初めて読んだばっかり、すごい、こういうのって「虫の知らせ」っていうんだっけ?ちょっとちがう! 買う。…

野菜を食べる

外食を続けていたせいか、どことなく体が重い感じで、口内炎もできたし、顔色も黒ずんできたので、今日は久しぶりに自炊して野菜ばかりもぐもぐ食べる。 タマネギ半分、三つ葉一束、プチトマト十個、アスパラガス八本。 カツオのタタキを自分でつくろうとし…

ポロポロ 田中小実昌

ポロポロ (河出文庫)作者: 田中小実昌出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/08/05メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 35回この商品を含むブログ (62件) を見る『書きあぐねている人のための小説入門』で保坂和志さんが触れていた書物。 表題作の『ポロ…

イタリア映画祭2006始まるよ!

イタリア映画祭、今年は5/2(火)〜5/7(日)まで有楽町マリオンで開催。 すでにチケットが売り切れる回も出ている模様。 私は仕事の都合上5/2(火)しか観にいけないのだが、この日上映されるチケットはすべておさえた。(『心の中の獣』『クオ・ヴァディス…

書きあぐねている人のための小説入門 保坂和志

書きあぐねている人のための小説入門作者: 保坂和志出版社/メーカー: 草思社発売日: 2003/10/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 393回この商品を含むブログ (133件) を見る 哲学書が難しいと言われる根本の理由は、哲学が”私””人間””…

納豆ごはん

その友人宅で久しぶりにまともなごはんを食べる。 ここのところ仕事で疲れていたので、外食ばかりで、口内炎もできてすごく痛い。 納豆ごはんとコンビニのサラダと漬け物とだし巻卵。 ほっとした。 納豆ごはんはわたしのソウル・フードだ。と思った。

失点・イン・ザ・パーク ECD

失点・イン・ザ・パーク作者: ECD出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2005/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (56件) を見る友人宅でECDを聴かせてもらった。 なんだか笑いが止まらなくなってしまう、おか…

ジョン・レノン対火星人 高橋源一郎

ジョン・レノン対火星人 (新潮文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1988/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見るなんとなく読まずにいた作家の一人が、高橋源一郎さんだ。 はずかしながら初めて読んだ…

ハンナ・アーレント『全体主義の起源』を読む

朝カルが東工大と提携して行っている講座の一つで、講師は橋爪大三郎氏。 私はハンナ・アーレントの著作を読んだこともなければ、彼女について知っていることもほとんどなかったのだけれど、『心はあるのか』の著者橋爪さんの講議だからという理由で受講を決…

朝カル『ヨーロッパ倫理思想「枢要テキスト」講読』

4/15から、朝日カルチャーセンターでの竹田青嗣さん、西研さんの講議を受けることにした。 前期はカント『実践理性批判』を読むのである。 いきなりそれかよ、大丈夫かよ!と自分ツッコミしていたのだけど、そもそも、なにかに出会う時はいつだっていきなり…

徒然草

新訂 徒然草 (岩波文庫)作者: 吉田兼好,西尾実,安良岡康作出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1985/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 110回この商品を含むブログ (55件) を見る高校を卒業して以来、古典など読んでいない。古文の授業は嫌いではなかっ…

なんだかもう

このブログタイトルを『酔っぱらって書くのはやめればよかったのに日記』にしようかと思ってるんですけど…。

言わなければよかったのに日記 深沢七郎

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)作者: 深沢七郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1987/11/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 48回この商品を含むブログ (75件) を見る考え事をする時には布団をひっかぶって、という深沢七郎が私は大好きだ。 …

自分を知るための哲学入門 竹田青嗣

自分を知るための哲学入門 (ちくま学芸文庫)作者: 竹田青嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/12/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 110回この商品を含むブログ (40件) を見る哲学というのは言葉のパズルという一面を持っていて、だけど哲学を読む時…

酔っぱらって書くのはやめましょう

ほんとうにね、もう再三言い聞かせているんですよね、自分に。 でもやってしまうんですよね。 だからもう一度書き直すのですが、そんな今日もやっぱり飲んでいるんですよね。 飲みながら書くことというのは、真夜中に書いた手紙以上のツラさがありますよね、…

連日連夜の残業で、体もアタマもぼろぼろなのに、昨晩の『朝まで生テレビ』を見てしまった。 というのも、私は宮崎哲弥さんの喋っている様子がなんとはなしに好きなのだ。 宮崎さんの語り口というのは、どんな話題について話している時でもなんとなく可笑し…

ブロークン・フラワーズ公開間近

ジャームッシュの最新作『ブロークン・フラワーズ』がGWに公開されるらしい。 http://www.brokenflowers.jp/ 久々の長編、期待大。 主演はビル・マーレイ。 公式サイトには、主人公ドン(ビル・マーレイ)のセリフが紹介されている。 「自分が今どこで何をや…

肉体の門

肉体の門 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2005/05/21メディア: DVD クリック: 126回この商品を含むブログ (34件) を見る『ツィゴイネルワイゼン』はスゴい映画だと思うし、それが代表作といわれればもちろん異存はないが、さまざまな制約のもとでつくら…

野獣の青春

野獣の青春 [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2001/10/26メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (30件) を見るこのところ、鈴木清順監督作品を見続けている。 そこで思ったことは、私はこれまで<映画>も<漫画>も<小説>も、同じように漫然…

The Rolling Stones ライブ!!「A BIGGER BANG Tour」

A Bigger Bangアーティスト: The Rolling Stones出版社/メーカー: Virgin発売日: 2005/09/06メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (79件) を見るハァ〜〜。 行ってきたぜ、3/24のストーンズ東京公演! 楽しかった!! 高校生の頃、Voodoo Lounge …

Brian Eno 「Taking Tiger Mountain」

Taking Tiger Mountain (By Strategy)アーティスト: Brian Eno出版社/メーカー: Astralwerks発売日: 2004/06/01メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る1974年発表の作品。 TUTAYAでかりたこのCDは紙ジャケット版で、立川芳雄さんによるライナーもこ…

イヤー・オブ・ザ・ホース

イヤー・オブ・ザ・ホース [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2005/09/09メディア: DVD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見るジム・ジャームッシュ監督。 ニール・ヤング&クレイジー・ホースのツアーを撮影したドキ…

ヒストリエ3

ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/22メディア: コミック購入: 8人 クリック: 16回この商品を含むブログ (227件) を見るブログ上でときどき見かける岩明さんについてのコメントで「遅筆すぎ!」というのが…

コイサンマン・キョンシーアフリカへ行く(非洲和尚)

1991年/香港 なぜかDVD化されていないようで、Amazonでもこの作品の情報を探すことができなかった。 脱力系の面白い映画があるよ、とビデオをかしてくれた人がいて、そうでもなければ私は一生この映画を見ることはなかったかもしれない。感謝。 英国のオー…

前回の続きで『世界の中心で…』をみて思ったことを書こうと思っていたが、要するにそれはこういうことだ。 『世界の中心で…』が見るものに感じさせるのはあのカタルシスというやつで、昔からある種の悲劇がそういう効果をもたらすことは知られてきた。 私が…